2013年4月24日水曜日

30年、「ピッカピカ」

「ピッカピカの一年生♪」

誰もが口ずさむことのできるキャッチコピー

ご存知、小学館から出版されている
「小学一年生」という雑誌のCMで流れる
サウンドロゴである


この作品は1980年代に電通の杉山恒太郎さんが
つくった、30年以上経った今も生き続けるサウンドロゴ
僅か10文字程度のコピーに「小学一年生」というものが
見事に詰まっている


たしか、その当時のCMではこれから小学生になる子どもたちが
カメラの前で自己紹介するのだが友だち同士の掛け合いや、
一言がとても愛嬌があり、可愛らしい

そして、子どもたちのやりとりにほっこりした瞬間、

「ピッカピカの一年生♪」と流れる

このタイミングとメロディが秀逸だった

小学一年生とはそれまで親の手から離れたことのなかった
子どもが大きなランドセルを背負い
一つ、大人の階段を上る節目のタイミング

「ピッカピカ」は言い換えれば、新品とか、まっさらとか、
まだ、何にも染まっていない様子だろう

仮に「新品の1年生♪」とか「まっさらの1年生♪」では、
何か具体的な「物」だけが意識されてしまう

もちろん、これから6年間でボロボロになっていく
ランドセルや教科書などの「物」も今は新品なのだけど
物だけじゃない、友達や環境と言った
新しい世界や成長をも含ませたコピーこそが
見るものを引き付けたし、長く愛されているのだろう


そして、先日、我が家の長女も
ついにその時を迎えたのである



























いよいよ、小学生のころ口ずさんでいた
メロディを、娘の前で披露するときが来た!

「ピッカピカの1年生!!」

娘は少し照れていた様子だが、
私に続いて「ピッカピカの1年生♪」と歌っていた

今もなお、流れるそのCMは少々趣が変わってはいたが
そのメロディは当時のまま

早く、勉強したい!宿題したい!友だちつくりたい!
と好奇心でいっぱいの娘の瞳は

ほんとにピッカピカで輝いていた






2013年1月10日木曜日

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願い申し上げます。

アドミルの2013年がはじまりました。
新政権の金融緩和による円安・株高政策に
景気回復を期待する声が高まっています
一方で構造改革のない金融緩和策には
懸念の声が聞こえてくるのも事実です

ここで我々中小企業は
「政府さん、どうにかしてくれ!」という
神頼みに近い考えを捨てなければいけません

昨年の衆議院総選挙の投票率でも分かるとおり
新党が乱立しても、民主党への大審判などと話題になっても
最終投票率59%そこそこの日本人の体質は
いつの日も「人任せ」

総務省によれば日本の企業の99%は中小企業という
それなのに、我々が人任せでは日本企業の明るい未来はない

景気回復は望むだけでなく、行動も重要
もし、兆しが見えたとしたら、
傍観せずに前向きな行動をとり続ける企業になりたい

そう言う気持ちは連鎖し
やがて、本当の景気回復へ

ムードをムードで終わらせないために
勘違いするくらいが丁度良いかもしれません